人材開発担当者はこのWebサイトをチェック!
2006.04.25
eラーニングの「事情通」を目指す本音サイト
北村士朗
熊本大学大学院 社会文化科学研究科 教授システム学専攻 准教授
※執筆時の情報をそのまま掲載していますので、一部リンクが繋がらない場合がございます。予めご了承ください。
eラーニングさらなる「事情通」を目指すには
前回に引き続き、今回もeラーニングを知り、eラーニングの「事情通」を目指すためのWebサイトをご紹介します。今回はeラーニング関係者、たとえばeラーニングをビジネスにしている人や企業でeラーニングを担当している人たちの間で良く話題に出る、いわばeラーニングに関する「知る人ぞ知る」サイトやブログをいくつかご紹介していきましょう。
eラーニングの「本音」を読むブログ
どんな分野でもそうでしょうが「事情通」たるには、行政や組織、企業が発信する公式の情報を知っているとともに、「あれは実はね......」といった、「本音」の部分を知る必要があります。こういった「本音」の部分は、通常、人的なネットワークつまり「クチコミ」で得られることが多いはずです(2ちゃんねるのような非公式情報サイトでも得られるでしょうが、eラーニングに関してはまだその手の情報源は無さそうです)。
筆者も、eラーニングに関わり始めた頃、さまざまなセミナーやイベント(その多くは無料のものであったため、「無料セミナーに行くと北村がいる」と言われるようになりましたが......)で人脈作りに励み、「本音」部分を聞き出す努力をしたものです。
そのような人脈の中でも私だけでなく業界の多くの人が「事情通中の事情通」と認める人が書かれているブログがあります。
それは「Sanno e-Learning Magazine」(http://blog.goo.ne.jp/sanno_el)です。
書かれているのは産業能率大学の古賀さん。同大学の社会人向けeラーニングビジネス(http://www.hj.sanno.ac.jp/cgi-bin/WebObjects/107c2074456.woa/wa/read/107e438f216/)の仕掛け人です。 古賀さんはeラーニングビジネスの最前線で活躍されているとともに、eラーニングや教育に関わるさまざまな団体でも活動されている、業界の有名人です。広範囲にわたる活動や豊富な人脈から得られた情報(のごく一部)を、このブログでご披露されています。
ブログのカテゴリーを見ても、「eラーニングに関係ないかもしれない1冊」「技術動向」「お勧めセミナー&フォーラム」「海外情報」「e-Learning業界動向」「eラーニングベンチャー研究会」「人材投資促進税制」といったように、人材開発担当者としてはeラーニングを直接担当していなくても興味をそそられるものが並んでいます。
このブログや古賀さんが発行している同じタイトルのメールマガジンは「eラーニング関係者なら誰でも読んでいる」といっても過言ではないでしょう。メルマガは(http://www.hj.sanno.ac.jp/ltec/index.htm)から購読を申し込めます
ちなみに産能大のページ(http://www.hj.sanno.ac.jp/cgi-bin/WebObjects/107c2074456.woa/wa/read/107e438f216/)から古賀さんがプロデュースされている「問題演習型 e-Learning - SANNO KNOWLEDGE FIELD」の無料モニターも申し込むことができます。この「SANNO KNOWLEDGE FIELD」は、私もお勧めのeラーニングです。
筆者も、eラーニングに関わり始めた頃、さまざまなセミナーやイベント(その多くは無料のものであったため、「無料セミナーに行くと北村がいる」と言われるようになりましたが......)で人脈作りに励み、「本音」部分を聞き出す努力をしたものです。
そのような人脈の中でも私だけでなく業界の多くの人が「事情通中の事情通」と認める人が書かれているブログがあります。
それは「Sanno e-Learning Magazine」(http://blog.goo.ne.jp/sanno_el)です。
書かれているのは産業能率大学の古賀さん。同大学の社会人向けeラーニングビジネス(http://www.hj.sanno.ac.jp/cgi-bin/WebObjects/107c2074456.woa/wa/read/107e438f216/)の仕掛け人です。 古賀さんはeラーニングビジネスの最前線で活躍されているとともに、eラーニングや教育に関わるさまざまな団体でも活動されている、業界の有名人です。広範囲にわたる活動や豊富な人脈から得られた情報(のごく一部)を、このブログでご披露されています。
ブログのカテゴリーを見ても、「eラーニングに関係ないかもしれない1冊」「技術動向」「お勧めセミナー&フォーラム」「海外情報」「e-Learning業界動向」「eラーニングベンチャー研究会」「人材投資促進税制」といったように、人材開発担当者としてはeラーニングを直接担当していなくても興味をそそられるものが並んでいます。
このブログや古賀さんが発行している同じタイトルのメールマガジンは「eラーニング関係者なら誰でも読んでいる」といっても過言ではないでしょう。メルマガは(http://www.hj.sanno.ac.jp/ltec/index.htm)から購読を申し込めます
ちなみに産能大のページ(http://www.hj.sanno.ac.jp/cgi-bin/WebObjects/107c2074456.woa/wa/read/107e438f216/)から古賀さんがプロデュースされている「問題演習型 e-Learning - SANNO KNOWLEDGE FIELD」の無料モニターも申し込むことができます。この「SANNO KNOWLEDGE FIELD」は、私もお勧めのeラーニングです。
eラーニング「速報」ブログ
また、eラーニング関係者の多くが見ているブログがもうひとつあります。それはeラーニングコンテンツの制作やシステムの提供をされているSATT(エスエイティーティー)社(http://satt.jp/)の「ラーニングに関する情報をささっと発信!」(http://blog.goo.ne.jp/satt-itl/)というブログです。
このブログも「Sanno e-Learning Magazine」同様、各種の情報が掲載されていますが、中でもセミナー情報というか速報の速さでは業界内でも定評があります。
SATT社は自社でもeラーニング、特にコンテンツ制作に関する多くのセミナーを主催されていて、このブログでもその告知や報告がされますが、それだけでなくSATT社以外が主催するさまざまなセミナーやイベントの参加報告も、かなりの速さで掲載されます。ですので、セミナーで上がった話題をいち早く知り「事情通」ぶるには必見のブログと言えるでしょう。中には、このブログを読んでから、セミナー参加報告を書く人、セミナー参加報告にこのブログの記事を添付する人もいるとか......。
なお、SATT社のセミナーは(無料のものが多い)、実際にコンテンツ制作に当たっている方が講師を務めることも多いため、ツールメーカー(ソフトベンダー)が話してくれないツールの使い方の「本音」を聞けることも、しばしばあります。セミナーは(http://satt.jp/seminar/index.htm)から申し込めます。
また、SATT社のサイトそのものも、製品やサービス、セミナーの情報だけでなく、事例やノウハウも満載されていて、お勧めです。
ちなみにSATT社もメールマガジンを発行しています。こちらもかなりの情報量でお勧めです。購読は(http://satt.jp/mag/index.htm)から申し込めます。
このブログも「Sanno e-Learning Magazine」同様、各種の情報が掲載されていますが、中でもセミナー情報というか速報の速さでは業界内でも定評があります。
SATT社は自社でもeラーニング、特にコンテンツ制作に関する多くのセミナーを主催されていて、このブログでもその告知や報告がされますが、それだけでなくSATT社以外が主催するさまざまなセミナーやイベントの参加報告も、かなりの速さで掲載されます。ですので、セミナーで上がった話題をいち早く知り「事情通」ぶるには必見のブログと言えるでしょう。中には、このブログを読んでから、セミナー参加報告を書く人、セミナー参加報告にこのブログの記事を添付する人もいるとか......。
なお、SATT社のセミナーは(無料のものが多い)、実際にコンテンツ制作に当たっている方が講師を務めることも多いため、ツールメーカー(ソフトベンダー)が話してくれないツールの使い方の「本音」を聞けることも、しばしばあります。セミナーは(http://satt.jp/seminar/index.htm)から申し込めます。
また、SATT社のサイトそのものも、製品やサービス、セミナーの情報だけでなく、事例やノウハウも満載されていて、お勧めです。
ちなみにSATT社もメールマガジンを発行しています。こちらもかなりの情報量でお勧めです。購読は(http://satt.jp/mag/index.htm)から申し込めます。
eラーニングとその周辺を知る
「日本初のeラーニング専門エージェント」ネクストエデュケーションシンク社(http://www.nextet.net/)がWeb上で展開するeラーニングマガジン(http://www.nextet.net/e-learning/49/49index.html)は、そのタイトルに良い意味で反するWebマガジンとしてお勧めです。
タイトルに「反している」というのは、このWebマガジンではeラーニングだけでなく、人材育成の話題全般も豊富に取り上げている点です。そのため「eラーニングを人材開発の中でどう活用するか」を考える上で参考になるでしょう。
また、「eラーニングマガジン」のページには「eラーニング何でも質問箱 」(http://www.nextet.net/e-learning/49/topics/qbox.html)といういわゆるFAQや、eラーニング用語集 (http://www.nextet.net/e-learning/49/topics/dictionary.html)もあります。これからeラーニングに関わっていく皆さんだけでなく、既に関わられている皆さんにも役に立つでしょう。
特に社内でeラーニングの企画書を書く前に「eラーニング何でも質問箱 」は目を通しておくことをお勧めします。企画書のネタが満載ですし、上司や関係者からも質問されそうな項目も並んでいます。
同社もメルマガを発行していますので、こちらも購読すると良いでしょう。(https://www.nextet.net/net_regist.html)から購読申し込みができます。
また同社のWebサイトには、これからの人材開発で注目されるWebスキル診断型eラーニングの情報をはじめ、多種多様なコンテンツやサービスが掲載されており、このサイトを見るだけでもeラーニングに関する知識を得られそうです。
タイトルに「反している」というのは、このWebマガジンではeラーニングだけでなく、人材育成の話題全般も豊富に取り上げている点です。そのため「eラーニングを人材開発の中でどう活用するか」を考える上で参考になるでしょう。
また、「eラーニングマガジン」のページには「eラーニング何でも質問箱 」(http://www.nextet.net/e-learning/49/topics/qbox.html)といういわゆるFAQや、eラーニング用語集 (http://www.nextet.net/e-learning/49/topics/dictionary.html)もあります。これからeラーニングに関わっていく皆さんだけでなく、既に関わられている皆さんにも役に立つでしょう。
特に社内でeラーニングの企画書を書く前に「eラーニング何でも質問箱 」は目を通しておくことをお勧めします。企画書のネタが満載ですし、上司や関係者からも質問されそうな項目も並んでいます。
同社もメルマガを発行していますので、こちらも購読すると良いでしょう。(https://www.nextet.net/net_regist.html)から購読申し込みができます。
また同社のWebサイトには、これからの人材開発で注目されるWebスキル診断型eラーニングの情報をはじめ、多種多様なコンテンツやサービスが掲載されており、このサイトを見るだけでもeラーニングに関する知識を得られそうです。
その他の「通」好みのサイト
最後にかなり「通」好みの、まさに「知る人ぞ知る」サイトをふたつご紹介しましょう。
まず、独立行政法人メディア教育開発センター、通称NIME(ナイム)のサイトです。(http://www.nime.ac.jp/)
NIMEは大学教育などでのメディア活用の研究開発や普及をするための組織です。
一見すると対象が大学などの高等教育機関のため、企業の人材開発担当者には縁が無さそうですが、最近は企業から人材育成やeラーニングの専門家を教授として招くなど、企業に向けての活動も充実する方向にあります。
NIMEではeラーニングに関する研修、たとえば教育著作権、インストラクショナルデザイン、コンテンツ開発といった、企業の担当者にとっても関心の高いテーマのものが実施されています。参加費は無料です。(http://www.nime.ac.jp/KENSYU/index.html)
また、大学等からインターネットで提供されているeラーニングコースやコンテンツを検索・閲覧できる 「NIME-glad」(ナイム・グラッド http://nime-glad.nime.ac.jp/index.php)などの、先端的な研究や実践もされています。(http://www.nime.ac.jp/activity/011.html)
もうひとつは「ラーニング・テクノロジー・ネットワーク」(http://www.learning-technology.net/)。三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 経済・社会政策部 主任研究員の大嶋 淳俊さんが2000年から開設している、eラーニングのためのポータルです。
大嶋さんは人材育成や教育関係の研究やコンサルティングをされていて、eラーニング関係にも早くから取り組まれてきました。eラーニング関係の著書としては「図解わかる!eラーニング」(ダイヤモンド社/2001年)が有名です。
ここまでにご紹介した各サイトがeラーニングのベンダーサイドからの情報(といっても、それぞれユーザの立場から書かれていますが......)なのに対し、このサイトは「中立的な立場から、eラーニングのユーザーとベンダーの情報・意見交換を促進する「相互交流の場」の提供を目指す」ものです。
会員(登録無料)になることにより、さまざまな情報を閲覧し、掲示板に参加することもできます。
以上、2回に渡り、eラーニングの「事情通」になるための、各種サイトをご紹介しました。より「事情」に通じるために、ぜひこれらのサイトからリンク等をたどってWebを散策・探索・検索したり、紹介されているセミナーやイベントで人脈を広げてみてください。特に人脈に関しては「本当の本音」や「裏」を知るためには必須です。どんな世界もそうでしょうが、eラーニング業界にも「書くに書けない」話題は多いですから......。
まず、独立行政法人メディア教育開発センター、通称NIME(ナイム)のサイトです。(http://www.nime.ac.jp/)
NIMEは大学教育などでのメディア活用の研究開発や普及をするための組織です。
一見すると対象が大学などの高等教育機関のため、企業の人材開発担当者には縁が無さそうですが、最近は企業から人材育成やeラーニングの専門家を教授として招くなど、企業に向けての活動も充実する方向にあります。
NIMEではeラーニングに関する研修、たとえば教育著作権、インストラクショナルデザイン、コンテンツ開発といった、企業の担当者にとっても関心の高いテーマのものが実施されています。参加費は無料です。(http://www.nime.ac.jp/KENSYU/index.html)
また、大学等からインターネットで提供されているeラーニングコースやコンテンツを検索・閲覧できる 「NIME-glad」(ナイム・グラッド http://nime-glad.nime.ac.jp/index.php)などの、先端的な研究や実践もされています。(http://www.nime.ac.jp/activity/011.html)
もうひとつは「ラーニング・テクノロジー・ネットワーク」(http://www.learning-technology.net/)。三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 経済・社会政策部 主任研究員の大嶋 淳俊さんが2000年から開設している、eラーニングのためのポータルです。
大嶋さんは人材育成や教育関係の研究やコンサルティングをされていて、eラーニング関係にも早くから取り組まれてきました。eラーニング関係の著書としては「図解わかる!eラーニング」(ダイヤモンド社/2001年)が有名です。
ここまでにご紹介した各サイトがeラーニングのベンダーサイドからの情報(といっても、それぞれユーザの立場から書かれていますが......)なのに対し、このサイトは「中立的な立場から、eラーニングのユーザーとベンダーの情報・意見交換を促進する「相互交流の場」の提供を目指す」ものです。
会員(登録無料)になることにより、さまざまな情報を閲覧し、掲示板に参加することもできます。
以上、2回に渡り、eラーニングの「事情通」になるための、各種サイトをご紹介しました。より「事情」に通じるために、ぜひこれらのサイトからリンク等をたどってWebを散策・探索・検索したり、紹介されているセミナーやイベントで人脈を広げてみてください。特に人脈に関しては「本当の本音」や「裏」を知るためには必須です。どんな世界もそうでしょうが、eラーニング業界にも「書くに書けない」話題は多いですから......。
大手保険会社において、eラーニングや教材のデザイン・開発・インストラクター、ファシリテーター、企業内/社会人教育全般の調査研究などを担当。2005年8月に熊本大学に移籍し、eラーニングの専門家を育成する大学院の新設(2006年4月開講)に従事し、現在は同大学院で教員として企業内教育やインストラクショナル・デザイン、eラーニングに関する科目を担当している。著書に「ここからはじまる人材育成」(共著)/中央経済社、「企業内人材育成入門」(共著)/ダイヤモンド社。









