今朝 NY CNBCで生中継していたので見ていた。
議員からの突っ込みで興味深かったこと。
“中国や日本は米国債保有を減らす兆しが見える。その穴を埋めるのが 民間金融機関だ。FRBなど中央銀行から超低金利政策によりタダ同然でカネ借りられる。それを米国債購入で運用すれば1%くらいは儲かる。キャリートレードと云えるだろう。国から借りたカネを 国に貸して利益を得る仕組みだ。しかし、中央銀行が利上げに踏み切れば このキャリートレードは成立しなくなる。そうなると 誰が 穴を埋めるのか?”
実は 日本の銀行も 同じ様なこと やっているわけだ。ゼロ金利同然に設定された預金を日本国債で運用する。ここでゼロ金利から利上げに転換すれば 忽ち 巨額の債券損が発生してしまい 銀行経営不安が生じる。だから 新型オペで資金供給を20兆円に倍増させる日銀は 将来的に 仮にデフレから脱却できた時点でも この超低金利政策から おいそれと転換など出来ない。市中銀行も日銀も国債の罠(trap)にはまって身動きとれないのだ。
話題は変わって、金価格の話。
ビジネスウイーク3月15日号に金価格予測記事が出ていた。
―ゴールドマンサックス 3か月 1235ドル、 12か月 1380ドル
―HSBC 今年のピーク1300ドルかもしれない(may be)
―ブルームバーグ調査 22名のアナリストのうちで15名が 新高値更新を予測。予測の中心値は 2010年で1300ドル。
―ジョージ ソロスは 金がバブルと言ったが 金ETF(SPDR ゴールド シェア)の保有を2009年第4四半期に152%も増やして 244万株も保有していることが SECへの情報開示で明らかになっている。彼が金買いを加速させてから 金価格は22%上昇した。
以上のような内容の記事である。
筆者のコメント。
国債の罠から抜け出せない限り 金市場への資金流入は続く。
