
« 日本と米国の起業環境の違い(1) | メイン | シリコンバレーの人々と日常の仕事風景 »
|
|
|
![]() |
|
ビジネス |
日本と米国の起業環境の違い(2)前回、どちらかというと日米両者の性質の違いような、「日本は融資先行型ゆえに創業者の金銭リスクは存在するが、自由な経営が可能です的」なことを書いたのですが、日本でも最近はVCからのみ資金調達をして事業運営している会社も多く存在すると思う。 私が知っている日本のスタートアップ企業は、1社を除いて全社が「創業社長」であり、その除かれた1社に関しても創業者自らが「自分は技術の仕事に特化したい」という理由により、自ら業界の社長経験者を引っ張ってきた、というものであったりする。 両者を比較して明らかなのは、日本の場合はいずれにせよ創業者が社長に就任し、ほぼ全ての経営面においてハンドリングを行う、といういわば「経営面での総合職」的な意味合いを創業と同時に持ってしまう運命であるのに対して、米国の場合は資金投下と同時にVCなどが各々の分野のスペシャリストを連れてきて組織変更を行う点だろう。 米国でこのような専門職化が進んだ背景は、単にスタートアップ企業を急成長させたい、という理由からに他ならない。 日本を考えてみると、ここ最近は変わってきてはいるものの、まだ基本的に起業する人自体が少数派なので、起業家は何かちょっと偉い存在として位置づけられている部分も大きく、そして起業家自身も創業会社を「俺のもの」と捉える向きが多い。(人によっては、一国一城の主が云々と言う人もいる)それゆえ創業者の持ち株比率は非常に大きく、また周辺も立ち上がった人を尊重し、できるだけ側面支援で創業者の行きたい方向へ行ってもらうのがよし、その代わり責任も創業者個人が被るスタイルだけどね。と考えている。 (1)で述べたように、どちらが優秀かということではなく、ほとんどスタイルの問題であり、私個人としては起業するならば、やはり顧客に対する責任や従業員に対する責任も生じることから、いずれにせよ何らかの覚悟を決めて望まなければならない分、創業者にも相応の責任もあるだろう、と思う反面、素早く組織化することで勝つためのスピードを増し、創業者の責任を軽くすることが可能なシステムも構築しなければ、誰かが何か新しいことを考えた際に、「起業する」という選択肢が考えられない世界ってどうなの?とも思うのだ。 トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: コメント
|
|
« 日本と米国の起業環境の違い(1) | メイン | シリコンバレーの人々と日常の仕事風景 »


| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
| 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
