2010年6月16日 16:55

モバゲーユーザーってどんなですか?

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前回(「モバゲーさん、こんにちは」)で、ことごとく出鼻をくじかれた染原です。

数字は決算資料で出ている以外、一切教えられないと、その優しい顔とは裏腹なかたくなさを持ち合わせた太田垣慶さん。ならばと、色々な切り口からお話を聞いてみました。

ヒラ記者「アクセス時間の波やユーザー層などは聞いても良いですか?ビクビクビク」

太田垣さん「大丈夫ですよ(にっこり)」

やっぱり良い人だーー!!!(単純)

太田垣さん「アクセス時間のピークは22時台ですね。朝8時頃に少し山が来て、それより高い山が昼に来ます。その後18時頃からまた上り始め、22時~23時がピーク。夜中2時くらいまで徐々に下がる感じでそこそこアクセスがあります。重たい数値の集計などは、こういった負荷のかかる時間帯を避けて行います。ユーザー層は、10代、30代が3割、20代が4割、男女比で言うと、6:4で若干男性が多いくらい。ここ最近は、30代の伸び率が大きいですね」

ヒラ記者「ソーシャルゲームを始めたことがその理由と伺っております」

太田垣さん「そうですね」

やたー!同調してもらえたーーー!!!(単純)

太田垣さん「10代と30代だと全然使い方が違いますね。10代の方は、SNSの機能で提供されているミニメールや伝言板などのツールをよく使っています。一方、30代の方はそのあたりの機能よりもソーシャルゲーム内でのアクティビティが断然高い。『セトルリン*1』だと、挨拶をしたり、『怪盗ロワイヤル』だとウィンクコメントというのがあるのですが、30代は非常にその利用率が高い。1人あたりのPVは10代より30代の方が多いですね」

セトルリン2.jpgのサムネール画像
 *1キャラクター育成ゲーム。「セトルリン」というキャラクターは、ユーザーの世話は不要。キャラクター自身が、勝手に動き回ったり、知らない間にほかのユーザーと触れあったりする。

ヒラ記者「ふんふんふん(怒っているわけじゃありません、頷いてます)」

太田垣さん「どちらの世代もコミュニケーション欲求というのがあるというのは変わらないのかなと思っています。ただ、30代の方々に見て取れる仮説としては、『言い訳・きっかけ・ついで』なのかなと思っています」

ヒラ記者「言い訳ばかりして、きっかけ作りも苦手、ついでのながらで、適当に成り行き任せのヒラ記者 染原のことを責めてますか?うっうっう(泣いています、激しく涙しています)」

太田垣さん「ヒラ記者さん、落ち着いてください」

ヒラ記者「はい、すいません。ぐすん」

太田垣さん「何のきっかけもなく誰かとコミュニケーションしたり、誰かに話しかけたりするのって、結構勇気いりますよね。例えば、SNSでいうと誰かのマイページに行ってそこにコメントを残すようなことはハードルが高い。でも、何かしらのきっかけや言い訳があれば楽ですよね。そのきっかけや言い訳がゲームだったのかなと思っていて、そのきっかけを上手に利用してくれたのが30代なのかなと思います。モバゲーを始めた頃から3年くらいかけてFlashゲームを増やし続けてきましたが、10代20代の方に比して30代の方が伸びるという傾向はなかった。やはり、ソーシャルという要素が重要だったのだと思います」

ヒラ記者「ようやく分かりました。先ほどは早とちりしてすいません。ぺこり(頭を深々と下げています)」

太田垣さん「ソーシャルゲームのエンジニアが面白いことを言ってました。非常に分かりやすいので、ヒラ記者さんにはぴったりかと思います」

ヒラ記者「あ!ありがとうございます!そういうオモシロ話大好きです!」

太田垣さん「六本木ってご存知ですか?」

ヒラ記者「はい!知っております!あのセレブ御用達の素敵なキラキラ都市ですね?」

太田垣さん「(セレブ発言に関してはほとんどスルー)六本木って犬の散歩が多いらしいのです。聞くところによると、いろんなところから六本木に犬の散歩に来ている。理由の一つは、犬好きの人が集まって、犬をフックに会話ができたりするらしいんです。犬が勝手にじゃれ合い始めて、あわわあわわ、すいません、みたいな」

ヒラ記者「染原もよく、他人とじゃれ合います」

太田垣さん「(もはや染原の合いの手は聞いていません)それって、セトルリンに似てるね、という話をしたんです。コミュニケーションをするための言い訳やきっかけが、ゲームという前提の元に用意されるというのが、コミュニケーションのしやすさを加速しているのだと思うんです」


太田垣さん、こんなヒラ記者のために、分かりやすい例え話を出してくださいながら、お話してくださいます。。


太田垣さん「やはり、ゲーム性を補うのがソーシャル性なのだと思うんですね。あれ?染原さん?聞いてます?泣いてます?」

ヒラ記者「あうぐぅ。聞いてます。ちょっと感動してしまいました。太田垣さん、優しい......」

太田垣さん「続けます。で、『怪盗ロワイヤル』なんかは、ゲーム単体としてのおもしろさはもちろんですが、そこにソーシャル性が加わることで何倍ものおもしろさが付加されているんですよね」

ふぅ。ようやく、ここまで聞けた。。。
まだまだ先は長いのです......。

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