2012年2月13日 21:54

「美意識」の絶妙なバランス

美容系のセミナーをさせていただく機会が増え、あることを必ず伝えるよう心がけています。

 

それは

「キレイになりたい目的を大切に」

ということ。

 

これには2つ理由があります。

 

1つめは目的が具体的であるほど、ブレずに真っ直ぐ向かうため、なりたい自分像により早く近づけ、かつ他人と過度に比べないため。

 

そしてもう1つめは・・・

不幸美人にならないため。

 

 

キレイな人はステキです。

沢山の努力ややる気で満ち溢れている、その麗しい姿は感動にすら近い刺激を与えてくれます。

 

しかし、あまり評判の良くない美人がいるのも確か。

美人のはずなのに、どうしても美人だと思えない。

 

その差は、「美意識」のバランスなのではないかと。

 

それはメイクなどの美容が大好き、というAさんと初めて会ったときのこと。

 

会話の最中、彼女は私と目をほとんど合わせることなく、ずっと鏡を見つめていました。

彼女が夢中になっているのは、会話ではなく鏡の中の自分。

 

マスカラを塗りながら話を聞こうとする彼女を見て、私の脳裏にはムーディ勝山さんの『右から左に聞き流す~♪だけ~♪』のメロディが!

 

丁寧に化粧直しされた彼女の顔はちっともキレイには見えず、マスカラがちょぴり不憫に。

 

ある調査で、男性が嫌な"女性の癖"について聞いたところ、上位に入ってきたのは『人前で化粧直しする』、『髪をやたらと触る』というものでした。

 

いつもキレイでいたい、と願うのは女性の性。

しかし、他人の目線が気になり育っていったはずの美意識が、自分目線に偏った姿に変貌してしまうことも。

 

鏡がなければ、自分がどんな姿かさえ、ほとんど分からない。

外見を知る術といえば・・・

 

自分の外見が他人の目に映り

その反応が自分に返ってくる

自分の外見を知る

 

そう、他人目線をなくしては考えられないもの。

かといって、誰にも会っていない日だって、鏡に映った自分の顔が輝いていたら「なんか、今日調子いいかも♪」嬉しくなっちゃいますよね。

 

自分目線と他人目線。

美を体現することを職業とするモデルさんほど、この両軸バランスが上手く保てている人がとても多いと感じます。

 

つい、前髪が気になって鏡をチラチラ。

トイレが近くになくて、人前でササッと化粧直し。

 

やってはいけないと思っても、ついつい・・・・。

「え?人前で化粧して何が悪いの?」なんて、私も前まで思っていました。

 

しかし、ある男性が言った

「メイクを目の前でされると、自分が透明人間扱いされているように感じるんだ」

という切ない台詞が、すべてを教えてくれました。

 

どうせキレイになるために頑張るなら、好かれなきゃ勿体無いですよね。

気をつけなきゃなぁ~・・・。

 

 

梅野利奈

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Profile

ビューティープランナー

梅野 利奈

立命館大学在学中、ベンチャー企業で新事業の立ち上げを行うなか、戦略的思考に関心を持ち、卒業後、外資系コンサルティング会社であるアクセンチュアの戦略グループに入社。その後、大手化粧品会社のマーケティング・商品企画を経て、独立。コンサルタントの視点と美容の視点で、新時代の女性の美容について研究。女性がより輝くための手法として、多くの自己啓発やセルフブランディングを学ぶ中で、「女性のライフスタイルに合わせたセルフブランディング」を見出す。

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